1933年、ポーランドの工業都市ウッチに生まれる。ロシア系亡命ユダヤ人の両親をもち、ヨゼフ・ニコデム・レヴィンコップと名づけられたが、第二次大戦勃発後イェジー・コシンスキを名乗り、またカトリックの洗礼を受けることで、ナチスの迫害を逃れる。ウッチ大学卒業後、ワルシャワのポーランド科学アカデミーの研究員となるも、1957年、アメリカに亡命した。コロンビア大学で学びつつ、ジョゼフ・ノヴァク名義で2冊のノンフィクションを発表。1965年、「ペインティッド・バード」を刊行し、センセーションを巻き起こす。同書は発表当初からバッシングにさらされ、近年ではゴーストライター疑惑や盗作疑惑がもちあがり、また主人公の少年がたどった経験と作家の伝記的事実との相違など、大いに物議をかもしつつ、現在に至るまでロングセラーとなっている。小説作品としてほかに「異郷」(原題Steps、1968、全米図書賞受賞)、「庭師 ただそこにいるだけの人」(原題Being There、1971)など。俳優としても活躍し、アカデミー賞最優秀監督賞ほか三部門を受賞した81年の映画「レッズ」(ウォーレン・ベイティ監督・主演、ダイアン・キートン共演)ではボルシェビキの指導者グレゴリー・ジノヴィエフ役で出演。これはユージン・オニール役のジャック・ニコルソンより上にクレジットされていた。合衆国PENクラブ会長を務めるなどの名声の陰で、シャロン・テート事件とのかかわりやCIAとの接触疑惑など、毀誉褒貶の振幅が大きかった。1991年、自宅の浴室内で自殺。
Joseph Novak,
Józef Lewinkopf,
Jerzy Nikodem Kosiński
男性
1933年6月14日
3 thg 5, 1991
Lódz, Poland, Russian Empire [now Lódz, Lódzkie, Poland]
主演映画 イェジー・コシンスキ
主演テレビドラマ イェジー・コシンスキ